- 2022.08.03
- WordPress
- 飯島
wordpressで人気記事一覧を表示する方法
WEBサイトでよく見かけるのが人気記事一覧ですが、人気記事一覧はプラグインの「WordPress Popular Posts」を使えば簡単に設置できます。WordPress Popular Postsでは、表示する人気記事の期間や記事の数、カテゴリー、画像の大きさなどの細かい設定もできます。
今回は、WordPress Popular Postsで人気記事一覧をサイドバーや固定ページに表示させる方法を解説します。
「WordPress Popular Posts」をインストールして有効化にする
管理画面の左側のメニューにある「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
そして検索窓に「WordPress Popular Posts」と記入して、「WordPress Popular Posts」
をインストールしましょう。インストールした後は有効化してください。

「WordPress Popular Posts」の基本設定をする
次に基本設定を行います。「設定」→「WordPress Popular Posts」をクリックしてください。すると「統計情報」というページに映ります。この画面では各ページのアクセス数が掲載されています。設定画面は「ツール」から開くことができます。

設定画面では「アイキャッチ画像」「データ」「その他」「キャッシュの設定」が可能です。では以下にてこれらの設定方法を説明します。
「アイキャッチ画像」の設定
アイキャッチ画像の設定では、人気記事の一覧で表示される、記事の画像を設定できます。

画像の取得元では「アイキャッチ画像」「本文内の最初の画像」「最初の添付ファイル」「カスタムフィールド」の4パターンで画像を表示できます。今回は表示させる画像をアイキャッチ画像にしたいので、アイキャッチ画像に設定しています。
「データ」の設定
データの設定では、閲覧を記憶する対象者やログ上限などを設定できます。

閲覧を記録する対象者は「訪問者のみ」「ログイン中のユーザーのみ」「全員」の3パターンで設定できます。
「ログイン中のユーザーのみ」や「全員」にすると、管理者のアクセスでも閲覧数がカウントされてしまいます。ユーザー側だけの正確な閲覧数を表示させたいなら、「訪問者のみ」で設定しましょう。
またログ上限といったデータの保存期間の設定もできます。「無効」に設定すると、際限なくデータの保存はできますが、それではデータが貯まってしまいサーバーに負荷がかかるので注意です。
「データのキャッシュ」では、「キャッシュをする」を選択すると、指定された時間の間の人気リストのキャッシュをしてくれます。大きい規模やトラフィックの多いサイトでは使用が推奨されています。
「その他」の設定
「その他」では記事のリンクをクリックした際に、現在のウィンドウで表示するか、新しいタブやウィンドウで設定できるかを選択できます。
またプラグインで用意されているCSSファイルか、自分で作成したCSSファイルのどちらを適用するかの設定もできます。

キャッシュの設定
ページの下部ではキャッシュを空にしたり、データを削除できたりできます。

人気記事一覧を設置する方法
ここから人気記事一覧を設置する方法を解説します。
個別記事やトップトップページのサイドバーに設置する
管理画面の左側にある「外観」→「ウィジェット」をクリックします。そして「+」マークをクリックしてください。

すると以下のようなポップアップが表示されます。下記のポップアップでは「WordPress Popular Posts」と表示されていますが、初めて利用する人は「すべて表示」から「WordPress Popular Posts」を選択してください。

「WordPress Popular Posts」を選択すると、下記のような画面で「WordPress Popular Posts」のパラメーターを設定できる画面が表示されます。この画面では表示する記事の数や記事の期間、画像の大きさなど細かい設定ができます。

パラメータは以下のような設定ができます。
・Title:タイトル名
・Limit:表示される人気記事の数
・Time Range:人気記事の集計期間。例えばLast 24 Hoursなら、24時間以内の記事で限定される
・Post type:人気記事に表示する投稿タイプを選択できる。通常の投稿ならば「post」
と記載。カスタム投稿タイプも設定できる。
・Post ID(s) to exclude:ランキングから除外したい記事を指定する
またアイキャッチ画像を表示させたい場合は「Posts settings」の「Display post thumbnail」の設定を忘れないようにしましょう。

上記のように設定が終わると、サイドバーで以下のように、人気記事が表示されるようになります。

人気記事一覧の固定ページを作成する
記事数が多くなるとサイドバーだけでなく、人気記事の一覧ページ用の固定ページを作成しておくと、ユーザーがよりWEBサイトの情報を拾いやすくなるでしょう。ブロックエディタとクラシックエディタで配置の方法が異なるので、それぞれの配置方法を解説します。
ブロックエディタで人気記事一覧を表示する
固定ページでもサイドバーと同じ要領で配置できます。固定ページを開いたら下記の「+」マークをタップしてください。

すると下記の画像のように「WordPress Popular Posts」と表示されるので、そこから人気ページの配置ができます。初めて利用する人は「すべて表示」から「WordPress Popular Posts」を選択してください。

クラシックエディタを使っている場合はショートコードを使う
クラシックエディタを使っている場合は、ショートコードが必要になります。下記のようにWordPress Popular Posts専用のショートコードを人気記事一覧に表示させたい箇所に記述してください。
[wpp range=”monthly” order_by=”views” post_type=post limit=10 thumbnail_width=160 thumbnail_height=100 stats_comments=0 stats_views=1]
上記のショートコードでは、さきほどの設定画面にもあったlimitやrangeなどのパラメーターが記述されています。
このパラメーターで指定の設定をすれば、表示する記事の数や期間の設定などの調整が可能になります。
CSSでデザインを調整する
WordPress Popular Postsはテーマがあり、それを設定すると、デザインを整えられます。
ただそれだけだと自由度が狭いと思う人もいるでしょう。デザインはcssで自分で調整できます。今回は下記の画像のように、デザインを調整してみました。

上記の表示は以下のCSSで行いましたので、参考にしてみてください。
.widget { .wpp-list { li:before { content: counter(wpp-count); display: block; position: absolute; font-size: 16px; font-weight: bold; color: #fff; background-color: #555; padding: 10px 17px; border-radius:50%; z-index: 1; } li { border-bottom: 3px dotted #dedede; padding-bottom: 20px; position: relative; counter-increment: wpp-count; .wpp-post-title { color : #000000; text-decoration: none; font-size : 24px; } .wpp-meta { margin-top: 10px; .wpp-views { font-size: 16px; } .wpp-category { font-size: 16px; } } } li:nth-child(1):before{ background-color: #EFAF00; } li:nth-child(2):before{ background-color: #9EACB4; } li:nth-child(3):before{ background-color: #BA6E40; } li:nth-child(4):before{ background-color: #51ace0; } li:nth-child(5):before{ background-color: #f73a3a; } li:nth-child(6):before{ background-color: #f52efc; } li:nth-child(7):before{ background-color: #713af1; } li:nth-child(8):before{ background-color: #f7fa47; } li:nth-child(9):before{ background-color: #25dfa1; } li:nth-child(10):before{ background-color: #166ae7; } } }
ランキング形式で数字を画像の上に載せていますが、これは「content: counter(wpp-count);」を使って実装できます。
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