• 2025.08.06
  • WordPress
  • GIVデザインチーム

All-in-One WP Migrationでインポートが止まった!でも“途中で直せばうまくいく”って知ってた?

WordPressの引っ越しやバックアップで人気の「All-in-One WP Migration」ですが、「WordPressの移行中に…止まった!?」という経験ありませんか?

・インポート中に進行バーが止まった(例:80%あたり)
・「白い画面」や「500エラー」が表示された
・画面が固まってるように見える…

多くの人はこの時点で「あ、失敗したな…」と諦めて、再アップロードしたり、PHPバージョンを変更したりします。

でも実は、その場でエラーを修正すれば、そのまま進んで成功することがあるんです!(という私も以前は、WordPressのバージョンを合わせたり、PHPのバージョンをあわせたりしてました)

ポイントは「ログを見て、その場で直す」

All-in-One WP Migrationのインポートは、「途中で止まっても実は生きている」ことがあります。大事なのは その原因が何なのかを探ること。そのヒントが「error_log」にあります。

1.実際のエラー例と対処法

以下は、実際のログとは異なるので、それぞれのログを確認して対応してくださいね。

① PHP構文エラー(バージョン非対応)

PHP Fatal error: Array and string offset access syntax with curly braces is no longer supported in /home/example/public_html/wp-content/themes/yourtheme/functions.php on line 123
修正前NG):
<br>$uc = $uc[0]{0} . $uc[0]{1};<br>
修正後OK):
<br>$uc = $uc[0][0] . $uc[0][1];<br><br><br>

② メモリ不足エラー

PHP Fatal error: Allowed memory size of 268435456 bytes exhausted (tried to allocate 524288 bytes) in /wp-includes/functions.php on line 1234

修正方法:
修正方法:wp-config.php に以下を追加

define('WP_MEMORY_LIMIT', '512M');

③ プラグインの互換性エラー

PHP Fatal error: Call to undefined function xyz_old_plugin_func() in /wp-content/plugins/old-plugin/old-plugin.php on line 45<br>

修正方法:

FTPで該当プラグインを削除、または plugins/ フォルダ名を一時的に変更して回避。

私の例ですが、All-in-One WP Migrationでインポートが80%で止まったとき、

ログを見たら functions.php 内に古い構文の記述があって PHP Fatal Error になってました。うむ、PHPのバージョン?などと調べていたのですが、構文エラーになっているとは。特に、移行するときに、PHPのバージョンを確認しておかないと、こっちでは動いたけど、あっちでは動かないというドツボにハマることがありますよね。

2.あとは待つだけ

ファイル修正後は、ブラウザのインポート画面を閉じずにそのまま待つのがコツです。5〜10分ほど放置してみて、それでも動かない場合は再度インポートを実行してみましょう。以外と、ずーーっと放置して待ってたのに、修正した一瞬で完了することもありますよ。(修正後なら、同じファイルでも正常に進むことが多いです)

All-in-One WP Migrationのインポートは、止まったからといって諦める必要はありません。

・ログを見る
・エラーを直す
・そのまま再開、もしくは再実行

というステップで対応することで、想像以上にスムーズに復旧することがあります。「やり直しだけが正解じゃない。直して進めるという選択肢もありです!

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