• 2025.08.25
  • ローカルビジネス
  • GIVデザインチーム

ホームページはいる?いらない? 作るメリットと、なくてもいい場合

こんにちは、デザイナーの高山です。
いつもブログを読んでくださっている皆さん、ありがとうございます。

 「ホームページって作った方が良い?」と疑問に思っている方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。「今の時代、SNSや食べログ・ホットペッパー・Googleマップなどのプラットフォームがあるからホームページはいらないのでは?」そんな声を耳にすることもあります。実際、弊社もそのようなご相談をお受けすることは少なくありません。たしかに、事業の内容や規模によっては、必ずしもホームページがなくても成り立つケースがありますので、他の集客の方法をご案内する場合もありました。しかし一方で、ホームページがあることで大きな信頼や集客効果を得られるのも事実です。

 そこで今回は、ホームページがあった方がいい場合となくてもいい場合から、その理由までをご紹介したいと思います!本音を言えば、私どもは制作会社ですので「皆さんホームページ作ってくださーい!」と叫びたいところなのですが(実際心の中では叫んでます)、不要なものをオススメすることは弊社のポリシーに反しますので、ホームページを作るか悩んでいる方のひとつの判断材料になるようにご説明したいと思います!

1. ホームページを作るメリット

1. 信頼性の確立

 「どんな会社かな?」「どんなお店かな?」と思ったとき、多くの人はまずインターネットで名前を検索します。
その際に出てくるのがSNSアカウントや口コミサイトだけだと、「この会社は本当に存在するのかな?」「ちゃんと営業しているのかな?」と不安に思われることがあります。

一方で、しっかりとした公式サイトが表示されれば、それだけで第一印象の信頼度は大きく向上します。
ホームページは会社の「顔」と表現することもあります。 会社概要や住所、実績、お客様の声などを自分たちで掲載できるため、「顔の見える安心感」を与えることができるのです。

2. 情報を自分でコントロールできる

 SNSやプラットフォームは便利ですが、常に運営側のルールに左右されるリスクがあります。
たとえば、Instagramの仕様変更でフィードに表示されるサムネイルのサイズが変わり、せっかく作った過去の投稿デザインが切れてしまった…そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。

さらに、アカウントが突然凍結されたり、運営方針によって機能が使えなくなることもあります。
その点、ホームページは デザインも情報量も自分たちで決められる“自社の資産” です。
外部のルール変更に振り回されることなく、安定して情報発信ができるのが大きなメリットです。

3. 24時間働く営業マン

 ホームページは、いわば 休まず働いてくれる営業マン です。

営業時間外でも、問い合わせフォームや資料ダウンロードを通じてお客様にアプローチできます。

たとえば、夜に仕事を終えた方が「明日このサービスに問い合わせてみようかな」と思ったとき、ホームページがあればその場で行動につなげてもらえます。

逆に、もしホームページがなければ「後で連絡しよう」と思ったまま忘れられてしまう可能性も。

また、ブログ記事や事例紹介、FAQページなどを整えておくことで、訪問者は自分のペースで情報を得られます。

つまり「人が働いていない時間に、自動で見込み客を育ててくれる仕組み」になるのです。

4. 集客の幅が広がる(SEO効果)

 Googleなどの検索サイトからの流入が期待できるのは、ホームページならではの強みです。「〇〇+地域名」や「〇〇+サービス名」といった特定のキーワードで探している人に、見つけてもらいやすくなります。

もちろんSNSにもハッシュタグ検索がありますが、検索できる範囲は限られています。一方、検索サイトはユーザーが自由に言葉を入力して調べるため利用シーンが幅広く、実際の集客につながりやすいのです。

ちなみにこの検索からの流入を増やすための工夫を「SEO(Search Engine Optimization/検索エンジン最適化)」と呼びます。

ページタイトルや見出しにキーワードを入れる、スマホ対応にする、役立つ記事を発信するといった工夫を重ねることで、検索結果の上位に表示されやすくなり、長期的な集客につながります。

2. ホームページが必要ない場合もある

一方で、すべてのケースでホームページが必要かというと、そうではありません。

  • 開業したばかりで知人や紹介だけで受注が回る場合
  • 副業や趣味レベルで、あえて宣伝規模を広げたくない場合
  • 飲食店や美容室など、食べログ・ホットペッパー・Googleマップなどのプラットフォームで十分集客できる場合

特に飲食店は、グルメサイトやマップ検索で十分にお客様を獲得できることが多いため、「最低限の集客」だけであればホームページがなくても成り立つことがあります。

■それでも飲食店にホームページがあると強い理由

とはいえ、飲食店にとってもホームページは決して無駄ではありません。

1. ブランドイメージを伝えられる

グルメサイトは写真やレビュー中心で、点数で判断されがちです。

ホームページなら、お店のコンセプトや空間の雰囲気、シェフやオーナーの想いやこだわりなどをしっかり表現できます。

2. リピーター獲得につながる

ホームページをLINE公式やメルマガと連動させれば、一度来たお客様に再来店を促す仕組みが作れます。

リピーターを増やしたいお店にとって大きな武器になります。

3. 採用や取材の窓口になる

「スタッフ募集」「メディア掲載依頼」などの情報を自分で発信できるのは公式サイトならでは。

人材不足に悩む飲食業界では、求人ページがあるだけで応募数が増えるケースもあります。

4. SNSとの相乗効果

インスタやTikTokの発信から「詳しくはこちら」と自社サイトに誘導することで、メニューや料金を整理して伝えられます。

問い合わせコストの削減にもつながります。

3. ホームページは「作って終わり」ではない

ここまでご紹介したように、ホームページには大きなメリットがあります。
ただし忘れてはいけないのは、作って公開して終わりではないということ。

古い情報のまま放置されているサイトは、かえって信頼を損なう原因になってしまいます。
最新のニュースや実績、営業時間や料金の変更などを適切に更新することで、常に「生きた情報」を発信できます。

また、アクセス解析を見ながら改善したり、ブログ記事を追加して検索流入を増やしたりと、運用を続けること自体が集客の力になっていきます。

会社の社員やスタッフのように、大切に面倒を見て育てることで、前述の通り立派な「会社の顔」、「24時間営業マン」となってくれるのです。

4. まとめ

ホームページは「信頼・情報発信・集客」の強力な基盤になります。

飲食店や小規模事業では、プラットフォームやSNSだけでも成り立つ場合もあります。

しかし「お店の個性や想いを伝えたい」「リピーターを増やしたい」「採用や取材にもつなげたい」場合は、やはりホームページが大きな力を発揮します。

結論としては、事業の目的や成長段階に合わせて、最適なタイミングでホームページを持つことがベストです。

5. 弊社のサポートについて

私たちは「ただホームページを作る」のではなく、お客様の事業フェーズに合った最適な形をご提案しています。

  • 「最初は最低限のページ構成でスタートしたい」
  • 「飲食店向けにメニュー更新がしやすいサイトにしたい」
  • 「採用やブランディングを強化したい」

など、目的に応じて柔軟に対応可能です。

もし、
「うちの場合はホームページを持つべき?」
「どんな形なら効果が出やすい?」と迷われている方は、まずはお気軽にご相談ください。
無料で現状をヒアリングし、最適なプランをご提案いたします。


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