• 2025.06.26
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  • GIVデザインチーム

少人数でも効率的に!ホームページ制作をスムーズに回す4つの工夫

デザイナー不足?コーダー不足?ホームページ制作をスムーズに回す4つの工夫

みなさまこんにちは!高山です。ご覧いただきありがとうございます。

弊社は川越にあるホームページ制作会社です。少人数で作業しておりますので、1人がディレクター、デザイナー、コーダーを兼任することも珍しくありません。少人数ならではのフットワークの軽さや柔軟性を活かしつつ、納期や品質へのプレッシャーと日々向き合っています。

今回は、私たちが社内で試行錯誤しながら確立してきた“少人数でも無理なくホームページ制作を回すための4つの工夫”をご紹介します。

1.パーツテンプレートと仕組み化で作業のムダを省く

以前は案件ごとに毎回ゼロから構築していましたが、効率化の必要性を感じ、共通パーツ(ヘッダー、フッター、CTAなど)をテンプレート化するようにしました。特に経験の浅いデザイナーでは、社内で「似たデザインをしたな」という場面でも、イチからデザインを考えてしまい、デザインフィードバック時に、ベテラン社員から、「このデザインは…」と指摘されてしまうこともありました。そこで、専用のパーツフォルダから取り出せる仕組みを導入しています。

弊社ではオリジナリティを大事にした制作を心掛けているので、テンプレートではお客様に寄り添ったデザインができないのでは、と心配もありました。蓋を開けてみたら、テンプレートから派生したデザインを考えるようにすれば、オリジナリティも出て改良しやすく、時間短縮にもなるということがわかったのです。

また、ヒアリング項目やワイヤーフレームもテンプレート化し、クライアントとのやりとりもスムーズになりました。

2.一人でも回せる!AIを味方につけた制作の工夫

少人数体制では、一人が複数の業務をこなす必要があります。そのため、私たちは「今日はデザイン」「明日はコーディング」など、曜日単位でタスクの種類を切り替える工夫を取り入れ、集中力の維持と効率化を図っています。

そんな中で大きな支えとなっているのがAIチャットの活用です。情報の要点整理、構成案の提案、説明文やキャッチコピーの下書き作成など、日々の業務に欠かせない存在となっています。

特にコーディングにおいては、エラーの原因特定やCSSの自動生成などに役立っており、未経験のメンバーがAIと共に1サイトを完成させた事例もあります。

AIは脅威ではなく、限られた人数で質の高い制作を実現するための強力なサポートツールだと実感しています。

3.ツールの力を借りて時間とミスを削減

作業の見える化と情報共有は、少人数チームの安定運用に欠かせません。以下のようなツールを活用することで、進行管理や連携の効率が飛躍的に向上しました:

– NotionやTrelloでタスク管理
– FigmaやGoogle Driveでデザイン・資料共有
– Slackなどのチャットツールでリアルタイムな連絡

業務フローをチェックリスト化することで、誰が担当してもミスなく進められる体制を整えています。

4.スケジュールは“余裕ある計画”がカギ

納期がタイトだと、トラブル発生時に対応できず全体に支障が出ます。そのため、私たちは次のようなスケジュール設計を基本としています:

1. 仮納期(社内確認用)
2. 修正期間(2回までと事前に明示)
3. 予備日(想定外対応のため)

修正回数も契約段階で明示し、無限ループにならない仕組みを構築しています。

まとめ

ホームページ制作は、一人一人の負担が大きくなりがちですが、以下のような工夫で、少人数でも質を落とさず無理なく進行できます:

– テンプレートとツールで効率化
– AIの活用で個人作業を最適化
– 予備日込みのスケジュール設計

今後も日々改善を重ねながら、少数精鋭でも安心して回せる体制づくりを目指していきます。

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